今回は「社会保障制度」と「民間保険」についてお話をしていきます。
家を建てようと思った際に、購入者は「住宅の価格」だけに気を取られてしまいがちです。
しかし、「住宅にかかる費用」はその一家におけるキャッシュフローの一部にすぎず、この先何十年も過ごしていくためには、それ以外の部分も考慮しなければなりません。
そのため、ぜひ覚えておいてほしい、
・家を建てる際の考え方
・社会保障制度と民間保険
について、今日は触れていきます
大切なのは「ゴールからの逆算」
家を建てることがゴールではありません。
むしろ考えるべきは家を建てた後で、その先ずっと家族で幸せな時間を過ごしていくためにどうすべきか、を考える必要があります。
子供の教育資金や老後の蓄えなど、
住宅のための人生にならないためにも、購入前に正しくシミュレーションするようにしましょう。
その際に必要なのが「社会保障制度」と「民間保険」です
「社会保障制度」と「民間保険」の違い
混同する人も多いため、下記に簡単にまとめました。
「社会保障制度」とは?
例えば、高額療養費や遺族年金といった「国が国民のために」用意している制度です。
これは家族構成や収入、会社員なのか自営業なのか等によって、国がカバーしてくれる保障額が変わります。
「民間保険」とは?
将来起こる可能性があるリスクに対し、「国民が自身のために」一定の「保険料」を負担して加入する商品です。
民間保険への加入は任意ですし、支払われる保険金は、納めている保険料に応じて変動します。
そのため、まずはご自身の家族にはすでにどのような「社会保障」が備えられているのかを確認してください。
そして、その補償で足りるか足りないかを考えてみましょう。
その結果、足りないのであれば、足りない分を民間保険でカバーする、という考え方を持つようにしてください
保険はお守り。浮いたお金で賢くやりくりを
不住宅ローンの完済までには、何十年という期間がかかります。
その期間、無駄なく賢く過ごしていくためには、初期の計画が大切です。
・将来家族にどんなイベントがありどのようなお金が必要なのか
・すでに保障されている額と足りない必要不可欠な保険はなんのか
この2点を正しく見極めるためにも、ぜひ住宅建築コーディネーターにご相談ください。
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