住宅のプロが自宅を建築!家づくりのリアルレポート②

先日ご自宅を新築された、住宅建築コーディネーターであり工務店経営の新保さんは、

ご自身で建設するからこその気づきがあったとのことで、

今回も「家づくりについてお話をお聞きしていきます。

「住宅のプロとして」「家を建てるユーザーとして」、両方の視点があるからこそわかった、「家を作る際の考え方」について、教えていただきましたウインク

家は作り込みすぎない方が良い

注文住宅を新築する際、いろんな理想を詰め込んで設計を進めていくことが多いはずです。

デザイン・カラー・素材など、決めなければならないことが多く、
「一度作ったら変えられない」
というプレッシャーがそうさせてしまうのかもしれません。

しかし、新保さんの発想は逆でした。

「家は後からいくらでも変えられます。逆に、作り込みすぎて後々増改築ができないものになると大変です。」

”建てた後からでも、家はどのようにでもできる”という考え方は、工務店の新保さんならではの発想ですねおねがい

家族が「減る」ことも考慮すべき

家を作る時には、家族の未来を考えます。

例えば、今は夫婦ふたりだけだけれど、子供は2人欲しいから、子供部屋は2つ必要だ、といった考え方です。

もちろんこれも大事なことですが、一方で、
「将来子供が巣立った時、夫婦ふたりの生活に戻る」
ということも、イメージしておかなければなりません。

家は増築だけでなく、減築という選択肢もあり、
効果的な減築は光熱費の削減にもなるため、ぜひ視野に入れておくと良いでしょうニコニコ

「生活スタイルの変化」に合わせられる住宅を

新保さんが新築したご自宅がこちらです。

北海道にお住まいの新保さんは、冬は様変わりして雪の処理に悩ませられるのが常だとのこと。

そのため、前面道路の仕様にするなど、住宅もデザインだけではなく、積雪を考慮して検討したそうです。

人の生活は人生のステージに応じて都度変わっていきます。

そんな人の生活に寄り添う住宅は、生活スタイルに合わせて変化してしかるべきかもしれません。

もちろん、増改築にはコストがかかりますが、いつまでも自身の生活にフィットする住宅は、住まう人の人生を豊かにしてくれるでしょう。

これから自宅を新築される方は「作り込みすぎない」「変化できる住まい」という観点をぜひ覚えておいてください。

「家づくり」についてもっと詳しく聞きたい方は、ぜひ住宅建築コーディネーター協会までお問合せをウインク

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最後までお読みいただきありがとうございましたおねがい